先日,LGBTについて考えるイベントに参加してきました(*ノωノ) いつもは研究室でパソコンカチャカチャ、ロボットガタガタしてるわけですが,ちょっと外に出てみて社会問題を考えてきました。考えるというよりは,知ってもらって少し考えてみてLGBTについて興味・関心を持ってもらう感じのイベントです。本来は,社会問題について考える青年イベントで,今回のテーマがLGBTだったというわけです(´っ・ω・)っ

私の学校はみんな理系(工学系)のためか,社会問題系の話をしても興味のない人が多いんですね。最近,世間でこれほど注目されている「LGBT」という言葉も聞いたことないという人が半数位。。。社会問題について考えること・話し合うことが好きな私にとっては悲しみです(´・ω・`) そんなこと考えても何の役に立つの?とよく言われるけど,工学系でも社会実装の面を考えたら何かしら役に立つとは思うんだがなぁ。。。まぁ,そもそも役に立たないと興味ないって時点で学ぶ意識がない人にみえるんだけど(@_@)

 

。。。といった愚痴は置いときましょう。

理系大学では,男が多い為かちょくちょくゲイをネタ的に扱うことがあるんですね。工業高校などでもあるあるかと思います。そのような背景があるため,同性愛:L,Gについては自分なりに調べていました。一橋大学アウティング事件とか,「ホモ」,「レズ」は差別的に捉えられることが多いため,「ゲイ」,「レズビアン」と呼ぶべきこととか。

それでも,意外に知らないこと,みんなと話し合うことで見えてくる新たな見方など色々な実りがありました(´ω`*) 特に印象的だったのは,一橋大学アウティング事件を基にした作り話でのゲイの方の話です。


ここで,一橋大学アウティング事件を基にした話について概説しておきます。※ほぼ事件と同じですが,一部作り話が少し入っているようです。

  • 登場人物
  • 学生A(男,ゲイ,自殺)
  • 学生B(男,ストレート:異性を好きになる人,学生Aに告白される)
  • A,Bの共通の友人たちC(10人くらい)

Cたちから見ても,とても仲の良かった学生A,学生B。食事にいったり,お互いに着なくなった服をあげたり,モーニングコールをしたりしていた程の仲だったそう。

ある日,学生Aが学生Bに「好きだ。付き合いたいです」といった内容でゲイであることをカミングアウト(当事者が自ら告白すること)する内容を含んでLINEで告白した。学生Bは「付き合うことはできないけど、これからもよき友達でいてほしい」と断った。この後も学生Aは明るく振舞っており,以前と変わらず食事に誘ったりしていたが学生Bには何かと理由をつけて断られるようになってしまった。ついには,学生BはCたちとも関わることがなくなってしまった。

しかしある日,学生Bが学生A,Cたちが所属しているLINEグループで「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ。ごめん」とCたちにアウティング(他者に勝手にバラされること)してしまった。最初はなんでもないようにふるまっていたが,学生Bと同じ授業の時などにパニック障害の発作を起こすようになっていった。大学にも相談したが,大学側も特段の措置は取らなかった。しばらくして,学生Aは自殺した。


今回のイベントに参加していたゲイの方が言うには,「普段から仲が良くても同性愛者について何を思っているのかわからない人にカミングアウトするのは有り得ない。同性愛者のコミュニティに参加していろいろ話していれば,このようなカミングアウトはありえない。同じような事件を防ぐにはコミュニティをもっと強化していく必要が・・・」とのことでした(@_@)

一橋大学アウティング事件についてはいろいろ考えていましたが,この見方は自分だけでは気づくことが絶対にできなかった見方だと思いました(*ノωノ)(*ノωノ)(*ノωノ)

自分とは立場の違う人と話すことでいろいろな切り口が見えることを実感できるのはとても貴重です。

 

この話以外にも,トイレはどうするのか?当事者の親だったらどうすればいい??そもそも子が性的なマイノリティを抱えていることに気付けるようになるには???・・・たくさんのことをみんなで考えました。

より良い社会を構築していく一人になりたい(>_<)

 

 

 

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